2005年05月05日

GW

 GWに、愛地球博に行ってきました。
 
 ものすごい人でしたが、天気もよく、とってもとっても
面白かった。
 
 企業パビリオンは、当日予約が目の前で打ち切られた
こともあり、日立館のみでしたが、なかなか充実したもの
でした。
 
 今回は、今後100年の動きを確認するっていうテーマで
物事を見たのですが(っていうほどたいそれたものではないですが)
 なかなか見ごたえがありました。
 
 やはり、映像・ロボットなどは、目に見え印象に残るので
これからはロボットの時代っていう感覚にとらわれがちですが、
僕が印象に残ったのは、環境問題の提言方法でした。
 
 地球があぶないということは、皆がわかっていることですが
実際の生活のなかで、それを実行するのには、
いわゆる理念だけでは、小さな世界の遠吠えになり
市場が認めるというのは、非常に難しいものだとおもいます。
 
 が、今回感じたのは、「デザイン・プレゼン」をキーワードに
実社会のなかで、どういう風にすれば、溶け込むかを
実際に行ってくれた万博であったのではないかなとおもいました。
 
 また、各国のパビリオン廻りで感じたことは、たくさんあるのですが
アメリカと日本の違いがとってもおもしろかった。
 
 アメリカは「わが国には、こんなにすごい人がいるんですよ」って
いうような映像でした。
 個人的感想は、自己主張型パビリオン
 
 一方、日本館は、ほとんど「環境は大事、日本は凄い!」なんて
所はなく、「地球はいかに美しいか」の提言を行っていました。
 個人的感想は、深層心理提言型パビリオン
 
 個人でも国でも一緒ですが、公的な部分と私的な部分って
あるとおもうんです。
 
 「地域のおかげで、商売が出来るのだから、収益の一部
労働力の一部をまた地域に還元する」
 こういった公的な部分をどれだけもつか、これがこれからの
世の中には必要ではないかなと考えてしまう。
 
 そういう部分では、日本館は、地球人としての日本の公的役割を
果たしているのではないかなと感じ、日本人に生まれて
誇らしげに思える1日でした。


kendia6 at 22:19│