2010年09月

2010年09月14日

15年ぶりの稲木干し米の復活

 我が家は、お米を作っていますが

15年ぶりに

「稲木干しのお米」を復活させました。


なぜか?

理由はいろいろあります。

? 特徴的なお米を作りたかった。

? おいしいお米を作りたかった。

? 手間をかけてつくりたかった。

などなど、他にもいろいろ思うことがあり
稲木干しを復活させました。


 先日、作業をおこなったのですが
そこには、昔では当たり前だった
「家族総出」の農業がありました。

男性はなるや足を運び、稲木を組む
女性は稲木に稲の束をかける
子供は、稲の束を稲木の近くに運んだり遊んだり・・・

休憩の時は、皆であぜに座ってお茶をのみ
今年の米はどうだこうだという話をする。

つい20年ほど前は当たり前だった
この風景が、今、とっても必要な事では
ないかな、とも感じています。


これから脱穀が待っています。

稲木干しの副産物である「ワラ」も
今年はたくさん取れます。

そのワラは、父親の野菜作りに活躍します。

冬になれば、稲木に使う木を切りに山に入ります。

昔に戻ると、循環型生活になっていきます。

稲木干しをする事によって
ちょっと手間した手間が
とてもたくさんの「豊かさ」を
もたらしてくれるのではないかと
考えます。


といっても、さすがに初年度はしんどかった・・・

でも、来年も再来年もやりますよ!!!

kendia6 at 19:53|PermalinkComments(112)TrackBack(0)