2005年01月22日

漢方治療と地域おこし

漢方の話をちょっとすこし。
 
漢方医学は基本的に西洋医学とは異なります。

例えば風邪で発熱した場合、西洋医学では解熱剤を使います。東洋医学では逆に身体を温め、体温を上げる葛根湯や麻黄湯を使います。人間の身体には正常化作用があります。
漢方薬で一時的に熱を上げると、体温調節中枢が働き、自然に発汗し解熱します。但し、どこまで熱を上げるかは患者さん一人一人異なります。
その為、風邪の発熱一つ取っても数多くの漢方薬が準備されています。
 
簡単に言えば、人間の力はもともとあるのだから
その力を発揮する手助けをするもの。
そして、その薬は、石油でつくられたものでなく、
人間が暮らしている自然の中に存在するものである。

といっていると思います。

地域おこしも一緒です。
それぞれの地域及び人には、凄い能力が潜んでいます。
それが、一つの方向にまとまれば凄いパワーに
なると僕は信じていますし、常にそのことを意識して
仕事に取り組んでいます。
 
あっ、別に営業マンではないですが、漢方治療の現場を
みていると、どんな病気も自分の力で直す能力はあるようです。
前に書いた花粉症以外にも、お困りの方は一度相談されても
いいかもですよ。
 


kendia6 at 12:46│