2005年01月18日

縦割り行政とNPOの役割

 今日は、のってますので2回投稿します(笑)

この前、ある教授とお話をさせてもらってたとき
「縦割りの行政の仕組みがある限りNPOは生きていける」

っていう話を聞かせてもらった。

・・・・・・・

始めは、なんだ?って思っていたのですが
会話の中でピン!と来るものがあった。

 たんばぐみの大きな役割の一つに
わをつなぐ事業があります。

 一つ例にとりますと
「集落の荒廃を防ぐ」という問題点があります。

この問題点を解決しようとしているのは、丹波地域内で
僕の知る範囲では。

たんばぐみ、県まちづくり課、土地改良普及センター
地域ビジョン、丹波の森公苑、篠山市、丹波市、

そして各集落。

他にも、各地域団体が、それぞれの地域でこの問題について
活動しています。

 では、問題点を改善するために、活発な事業をやっている
集落の話や先生の話を聞きましょう!

 という感じで、フォーラムを開く可能性が高いですよね。

去年だけでも、同じようなタイトル
(たんばぐみは、まちづくり課・地域ビジョンと協力して
まちづくりフォーラムin丹波を開催)で少なくて3回。
僕の知らないところではもっと行われたのではないかなと
思います。

 それぞれの課や団体は、根本の問題点
(例えば土地改良普及センターは、田畑の荒廃から)
や管轄エリア、主体が行政か市民かNPOかで
出発点は違います。

そして、フォーラムをキッカケに、それぞれの
問題点の改善方法も違ってきます。

 が、問題を改善するためにフォーラムを
開くという手法は変わらないであろうし
内容もさほど変わらないように思います。

 だったら、同じようなフォーラムを何回も
せず、フォーラムは「集落の荒廃を防ぐ」と
いう共通の問題点を改善しようとしいている
ところが手を組め開催し、それをきっかけに
それぞれがそれぞれの問題点を改善していく。

 そういったお膳立てをするのが、たんばぐみの
役割なのではないかなって思います。

 来年度事業に「わをつなぐ」事業を盛り込みたいと
考えています。

 どういった手法で行うかはお楽しみに(笑)


kendia6 at 22:29│